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2013年5月11日土曜日

configure make make install のしていること

どうもWindows OSどっぷりな状態でぼたんぽち一つでインストールされる環境になれてしまうと
Unix OS系のインストール作業になかなかなじめないってのが最初に感じるとこだったりするのでは
と思ってみたり。

なじめないのは、
やれ configure だの make だの make install だの ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ
だの何してるんだかわからずに使っているからなじめないような気がしているのでインストール作業で何しているのかメモ。


1.ソースを入手
wgetコマンドで 目的のファイルをカレントでリレクトリにダウンロードします。
例)
wget http://downloads.mysql.com/archives/mysql-5.5/mysql-5.5.24.zip
wget http://downloads.mysql.com/archives/mysql-5.5/mysql-5.5.24.tar.gz


2.解凍
圧縮されているだろうから解凍しましょ。
例)
unzip mysql-5.5.24
tar xvzf mysql-5.5.24.tar.gz

tarのコマンドに触れる前に…
tar は複数のファイルを1つにまとめるもの。
この時点で圧縮は行われないため、tar.gzのように
gzipやbzip2を併用して初めて圧縮が行われる。

ちなみに、一つにまとめることを書庫化というみたい。

ということでtarがある時点で一つのファイルにまとめられているので
そこから複数のファイルに取り出したい。
そこでxというオプションが必要になる。
x...書庫からファイルを取り出す。

ただ、tar.gzのように圧縮されているとそれらを使って戻さないといけないので
zというオプションが必要になる。
z...gzipを使って圧縮解凍を行う。

ちなみに、何を解凍したのか気になるなぁ〜
という場合vコマンドが必要になる。
v...処理の詳細をターミナルに表示する

f...ファイル名を指定する際に使用。
解凍するんだからファイル名指定するよね。

という感じ。


3.configure
インストールするOSの情報を調べ、インストールに必要な情報をMakefileとして作成する

4.make
configureで作成したMakefileをもとにソースコードをコンパイルする。
もちろんコンパイルしているだけでシステムのどっかに組み込む作業をしているわけでない。
解凍したファイルを消せばさようならです。

5.make install
makeしたファイルに問題がなければmake installをして既定のデリレクトリにコピーを行う。
ここで初めて所定の場所に組み込まれる。

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